NTTデータは1日、観測衛星が撮影した高精度の画像を販売する新会社「マーブルビジョンズ」(東京)を設立したと発表した。国や自治体に画像を提供し、防災や農業、都市計画に役立てる。2026年にも1機目の衛星を打ち上げ、自社で運用する。将来的に数十機体制に増やす。
衛星の設計や開発にも一部関与する。衛星を搭載するロケットの打ち上げは協業する他社が担う。新会社の売上高は数百億円規模を目指す。
NTTデータは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提供した衛星写真を人工知能(AI)で処理し、3次元の世界地図をつくるサービスを手がけてきた。
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