商品名をプラスチック製のラベル(左)ではなく樽に直接印字する(右)

サッポロビールは、飲食店向けのビール樽(だる)に商品名を直接印字する試験を始める。8日から静岡市などで検証する。樽に巻き付けるプラスチック製ラベルを使わないようにし、二酸化炭素(CO2)排出量を減らす。

静岡県エリア限定の「サッポロ 静岡麦酒 樽生10リットル」が対象。製造月などを印字する機材を活用し、商品名を印字できるようにした。商品名は洗浄したら消えるため、樽は再利用できる。取り扱いやすさなどを検証し、本格採用を目指す。

現在製造する酒類の樽商品全てをプラスチック製ラベルから直接印字に切り替えた場合、年間でプラスチックを約4.2トン、CO2排出量は約26トン削減できるという。

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