総務省によりますと、東京23区の6月の消費者物価指数は、速報値で生鮮食品を除いた指数が、2020年を100として107.0となり、去年の同じ月より2.1%上昇しました。

上昇率は、前の月、5月の1.9%から0.2ポイント上がりました。

2%台となるのは3か月ぶりです。

政府が続けてきた電気・ガス料金の補助金が縮小されたことなどが要因で
▽「電気代」は去年の同じ月から10.8%
▽「都市ガス代」は3.8%、上昇しました。

また、「生鮮食品を除く食料」は、3.0%の上昇で、前の月から0.2ポイント縮小しました。

「生鮮食品を除く食料」で上昇したものをみると
▽「せんべい」が15.5%
▽「コシヒカリを除くうるち米」が14.4%
▽国産の「牛肉」が11.2%
▽「おにぎり」が8.4%、などとなっています。

東京23区の指数は全国の先行指標として注目されていて、全国の6月の指数は7月19日に公表されます。

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