自動節電機能などがついたスマートリモコンはスマートフォンで操作する(26日、東京都港区)

家庭向け電力制御システムを手掛けるスタートアップのネイチャー(横浜市)は26日、スマートリモコンの新モデル「Nature Remo Lapis(ネイチャー リモ ラピス)」の先行予約を始めた。エアコンの自動節電機能を搭載した。熱中症の危険を伝えるアラート機能なども今後搭載する。

価格は7980円で、7月5日から販売する。「オートエコ」機能は、ユーザーの節電の意向に合わせて1日2時間から8時間、エアコンの温度を自動で制御する。8時間節電した場合、月額で最大2300円を節約できる。エアコンの消し忘れがあった際にスマートフォンに通知を送る機能も今夏に追加する。

体調管理の機能も順次搭載する。室内の温度と湿度が一定水準以上になり熱中症になる危険度が高くなった場合に通知する機能や、部屋の快適度合いを指数化する機能を付ける。

ネイチャーは同日、KDDI系の電力会社「auエネルギー&ライフ」(東京・千代田)と共同で家庭向けの節電サービスを始めることも発表した。auでんきを契約している顧客が対象で、月額550円で「ネイチャー リモ ラピス」を活用できる。

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