6時間ごと8日先までの船の揺れの大きさを予測し、グラフなどで示す

民間気象会社ウェザーニューズは18日、海運事業者向けに船の揺れを予測するサービスを5月1日から始めると発表した。海の波や風によって船体がどれくらい揺れるかを予測して数値で示す。航路変更の参考にしてもらうほか、貨物を強く固定して破損を防止するといった安全運航への対策に役立ててもらう。

6時間ごと、8日先までの船の揺れを予測し、大きさを角度で示す。海上技術安全研究所(東京都三鷹市)の技術を活用した。海上技術安全研究所が開発した波風のある海上での船舶の推進性能を予測するモデルと、ウェザーニューズの風や波の高さなどの予測技術を組み合わせる。ウェザーニューズと海上技術安全研究所は2023年4月から同モデルの共同研究を始めていた。

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