実証実験は、JR四国と、徳島県に本社がありタクシーの配車システムなどを手がける「電脳交通」が行います。

予讃線を走る「しおかぜ」や「いしづち」などの特急列車が対象で、期間は、24日からことし11月30日までです。

実験では、車内すべての座席にQRコードが設置され、これをスマートフォンなどで読み込むと、タクシーを手配する入力フォームが表示されます。

列車を降りる15分前までに入力を終えて予約を済ませると、駅に到着した時にはタクシーが待機していて、スムーズに乗り換えできる仕組みです。

タクシーを配車できる駅は、愛媛県内の川之江駅、伊予三島駅、今治駅のほか、香川県内の3つ駅です。

駅から次の交通機関に接続しやすくすることで、地域の公共交通機関の利便性を高めるのがねらいで、実験で需要を把握したうえで本格導入するか検討するとしています。

JR四国は、「移動の導線をつくることで公共交通全体の利用者の増加を目指していきたい」としています。

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