すかいらーくホールディングス(HD)とウーバーイーツジャパン(東京・港)は18日、ファミリーレストラン「ガスト」で自律走行ロボットを使った配達を始めたと発表した。ウーバーのアプリを通じた店舗への注文の配達の一部をロボットが担う。人手不足が進む中、新たな配達手段で労働力を補う。
ガスト日本橋店(東京・中央)で始めた。米スタートアップCartken(カートケン)社が設計し、三菱電機が日本仕様にしたロボットを使う。サービス提供エリアの利用者が専用アプリから注文すると、ロボットが待機場所から店まで商品を取りに行き、指定場所まで配達する。
ウーバーは3月6日から日本橋エリアでの配達にロボットを活用している。ロボットを使った配達サービスは米国に次いで2カ国目で、対応した加盟店は日本国内で3店舗目となる。
すかいらーくHDの平野曉・執行役員は「ロボットデリバリーは地方など買い物が困難なお客様にもサービス提供が可能になるなど、今後、様々な社会課題の解決につながる」とし、自律走行ロボットの対応店舗を増やしていく考えだ。
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