ライドシェア車両には札幌ハイヤー協会が作成した表示板が取り付けられている(21日、札幌市)

北都交通(札幌市)は22日、一般ドライバーがタクシー会社の管理のもと有償で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」の運行を始める。同社は北海道運輸局から4台の運行を認められており、元タクシー運転手など4人をドライバーとして採用した。札幌ハイヤー協会によると札幌圏でのライドシェア運行は同社が初。

予約や決済は配車アプリ「GO」を用いる。車両はドライバーの自家用車や同社がタクシーとして以前使用していた車両を使い、22日は1台が運行する。札幌ハイヤー協会はライドシェア車両であることを示す表示板を作成、北都交通の車両にも取り付けられている。

札幌市や北広島市などを含む札幌圏のライドシェアは土・日曜日の午前1〜4時台で最大55台が運行可能。道運輸局は18日時点で27社に事業を許可しており、準備ができた事業者から順次開始する見込み。道内では伊達市などを含む交通圏でも運行が認められている。

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