東洋製缶とTOPPANホールディングスは車載電池向けの外装材を製造販売する共同出資会社をスウェーデンに設立する

東洋製缶グループホールディングス(GHD)は21日、傘下の東洋製缶とTOPPANホールディングス(HD)が車載リチウムイオン電池向け素材を手がける共同出資会社をスウェーデンに設立すると発表した。投資額は約110億円で、電気自動車(EV)の普及が見込まれる欧州で関連素材の供給体制を強化する。

共同出資会社は25年1月に設立し、26年度以降に電池向けの外装材を製造販売する。東洋製缶が51%、TOPPANHDが49%を出資する。共同出資会社の名称や資本金額、従業員数は未定としている。

東洋製缶とTOPPANHDは11年に共同出資会社を設立し日本国内でスマートフォンやEV向けのリチウムイオン電池の外装材の製造販売を手掛けてきた。

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