眼鏡販売大手のOWNDAYS(オンデーズ、那覇市)は18日、田中修治社長が25日付で代表権のある会長に就く人事を発表した。海外事業を統括する海山丈司取締役が社長に昇格する。田中氏は「経営体制を見直し、アジア全域で早期に1000億円の売り上げを達成したい」とコメントした。新規出店や店舗運営のデジタル化を進める。
2024年3月期の売上高は約400億円で、早期に2.5倍に増やす。新経営体制では田中氏と海山氏の2人が代表権を持つ。意思決定のスピードを上げる。田中氏は「オンデーズを『田中商店』から脱却させる」と話す。田中氏が経営全般を統括し、海山氏はグループの予算編成や事業計画に携わる。
オンデーズは経営難だった08年に田中氏が社長に就任し、再建を進めた。シンガポールやタイなど13カ国・地域で約600店舗を展開する。22年にはインドの眼鏡最大手のレンズカートの傘下に入った。
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