三菱UFJ銀行は21日、デジタル庁が提供するマイナンバーカードを使った本人認証機能の導入検討を始めたと発表した。非対面で口座を開設できるスマートフォンアプリでの活用を想定。まず口座開設で2025年度上期の導入を目指し、同行の他のサービスでも導入できないか探る。

デジタル庁の「公的個人認証サービス」を使う。本人確認の時にデジタル庁のアプリを使ってマイナカードを読み取れば手続きを済ませられる。大手銀行では三井住友銀行がグループ会社のサービスを使ってマイナカードを口座開設時の認証に利用できるサービスを導入していた。

デジタル庁は21日、個人認証アプリの活用を三菱UFJ銀のほかに横浜市も検討していると公表した。河野太郎デジタル相は21日の記者会見で「システムの開発コストを抑えて本人確認ができるようになる」と話した。

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