美容や健康志向の高まりで乳成分を使わず、豆類や穀類、ナッツで代替した植物性ミルクに注目が集まっている。食物繊維などの栄養素を多く含む。エンドウ豆を使った商品のほか、オーツ麦やアーモンドなど5種の植物素材をブレンドした商品が登場。代表格の豆乳も国産大豆にこだわった商品が人気だ。(共同通信=出井隆裕記者)
雪印メグミルクは「Plant Label Pea Drink(プラントラベル ピードリンク)」を3月に新発売した。エンドウ豆を原料に使った。低糖、低脂肪で、植物性タンパクと食物繊維が豊富だ。「ほのかに豆の味わいが感じられ、毎日続けやすい風味に仕上げた」と担当者。200ミリリットル入りで希望小売価格は149円。
森永乳業は「Plants&Me(プランツアンドミー)オリジナル」の販売を4月に始めた。オーツ麦やアーモンド、ひよこ豆など5種の植物素材をブレンドし、ビタミンE、食物繊維、カルシウム、葉酸などを含む。ほどよい甘さで雑味のない味わいが楽しめる。200ミリリットル入りで希望小売価格は162円。
豆乳メーカー、マルサンアイの「ひとつ上の豆乳」は2009年発売のロングセラーだ。2021年に大幅リニューアル。豆乳に適した国産大豆るりさやかを採用し、絹のように滑らかな飲み心地とすんだ味わいを実現。大豆のうまみとコクがしっかりと感じられる。200ミリリットル入りで希望小売価格は119円。(いずれも価格は変動する場合があります)
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