ITシステム開発のアステリアは19日、人工知能(AI)で画像や動画を認識する技術を手掛けるマレーシアのTapway(タップウェイ)と業務提携したと発表した。AIを活用した業務自動化ツールを開発し、日本と東南アジアに向けて販売する。マレーシアを中心とした東南アジア市場を開拓する。
アステリアはプログラミング不要の「ノーコード」で、カメラやセンサーなどから収集したデータを様々なシステムに連携できるツールを提供している。タップウェイはAIカメラが人物や車両を識別する推論モデルをノーコードで作成できるソフトウエアを開発して提供している。
両社はAIによるデータ収集と活用をノーコードで自動化する新製品を共同で開発する。導入企業はプログラミングの知識がなくても業務プロセスを統合・自動化することができる。
新製品の名前は「AIoT Suite」で、7月から英語版を東南アジア市場向けに販売する。日本語版の提供は11月を予定する。製造業、農業事業者などからの需要を見込み2026年7月までの2年間で1億円の売り上げを目指す。
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