【ワシントン共同】米商務省が18日発表した5月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は前月比0.1%増の7030億8800万ドル(約110兆円)で、2カ月ぶりのプラスとなった。増加率は市場予想の0.2%程度を下回った。

 4月は速報値では前月と比べて微増だったが、0.2%減に改定された。月ごとの変動が大きい自動車・同部品を除いた5月の売上高は0.1%減った。市場は0.2%程度の増加を見込んでいた。

 業種別ではスポーツ用品・楽器・書店が2.8%増となり、前月のマイナスからプラス転換した。衣料品は0.9%、インターネット通販などの無店舗小売りは0.8%それぞれ増えた。

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