スズキは17日、自動運転システムの開発や導入支援を手掛けるティアフォー(名古屋市)と資本業務提携したと発表した。スズキの軽自動車や小型車にティアフォーの自動運転車向けのソフトウエアを組み合わせ、新たな自動運転サービスの創出を目指す。
ティアフォーが実施した85億円の増資の一部をスズキが引き受けた。出資額や比率は非公表。両社は自動運転システムの実用化に向けた共同開発をこれまで行ってきた。
スズキが強みを持つ軽自動車や小型車は、公共交通機関の少ない地方を中心に生活の足となってきたが、運転手の高齢化で市場の先行きは厳しい。両社は資本業務提携を通じ、地域の足を支える自動運転技術の研究開発と実用化を急ぐ。
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