【ファサーノ共同】欧州株式市場でフランス株の下落が目立っている。14日はフランスの代表的な指数であるCAC40種指数の終値が前日比204.75ポイント安の7503.27となり、大幅続落した。フランス国債も売られた。第1回投票を30日に控えるフランス下院選で極右政党の優勢が伝えられ、政局の先行き懸念が強まった。
マクロン大統領が下院解散を決めて以降、CAC40種は14日までに6%超の急落となった。
14日はBNPパリバなど銀行株が売られた。ルペン氏が率いる極右政党、国民連合は、エネルギー価格の引き下げなどを目指しているとされ、影響力を増せば歳出拡大で財政悪化が進むとの見方がある。
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