スカイドライブが開発中の「空飛ぶクルマ」

スカイドライブ(愛知県豊田市)は14日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)での「空飛ぶクルマ」の運航について、乗客を乗せた商用飛行を見送ると発表した。機体の開発計画などを精査した結果、客を乗せないデモフライトにすることを決めたという。

大阪・関西万博ではスカイドライブに加え、ANAホールディングスと米ジョビー・アビエーション、日本航空、丸紅が運航を予定している。会場内と会場外ポートの2地点間を飛行する計画。大阪府の吉村洋文知事は万博での国内初の商用運航に意欲を示していた。

スカイドライブの空飛ぶクルマはパイロットを含めて3人乗りの電動の機体で、垂直に離着陸する。26年以降に量産に必要な「型式証明」を日本で取得し、商用運航を始めたい考えだ。

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