トヨタ自動車は、国の型式指定の申請に伴う認証試験で不正を行っていたことが明らかになり、国土交通省の出荷停止の指示を受けて、今月6日から宮城県と岩手県の子会社の工場で生産する「ヤリス クロス」など3車種の生産を停止しています。
トヨタは、今月28日まで生産を停止することを決めていましたが、来月以降も生産停止を続ける方針を固めました。
生産の再開の時期については今の時点で決まっていないとしています。
一連の不正問題では、トヨタ自動車とマツダ、ヤマハ発動機、それにホンダとスズキの5社に対し国土交通省が立ち入り検査を行うなど詳しい事実関係を調べています。
トヨタ以外ではマツダも今月6日から「MAZDA2」など2車種の生産を広島県と山口県の工場で停止し、取引先の中小企業など地域経済への影響が懸念されます。
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