日本ガイシは13日、再生可能エネルギーの電力を蓄え需要に応じて供給する「蓄電所」の事業で、新会社を設立する検討に入ったと発表した。大和証券グループ本社傘下で再エネ投資を手掛ける大和エナジー・インフラ(東京・千代田)と共同出資する。蓄電所では日本ガイシの大容量蓄電池「NAS電池」とリチウムイオン電池を併用する。2026年度に第1弾となる蓄電所の設立を目指す。
新会社は蓄電所の保有と管理を手掛ける。実証実験の結果を踏まえ、蓄電所の建設場所や日本ガイシと大和エナジーの出資比率を決める。将来的には大和エナジーが蓄電所からの収益を投資家に分配するファンドの組成も視野に入れている。
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