中部国際空港(愛知県常滑市)は、愛知県東浦町と再生航空燃料(SAF)の供給で連携する。同町で回収した廃食用油を日揮ホールディングス(HD)が買い取り、SAFに加工する。中部空港発着の飛行機にSAFを供給できる体制を整える。

環境負荷の少ない燃料を使い、世界的に進む航空の脱炭素化と歩調を合わせる。日揮が24年秋ごろに堺市に製造拠点を完成させ、供給は25年にも始める。供給量などの契約は航空会社と日揮との間で結ぶ。

欧米ではSAFの活用が進む。欧州連合(EU)では燃料供給業者に対し、段階的にSAFの割合を引き上げるよう義務づけている。

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