ソフトウエア開発の両毛システムズは17日、群馬県太田市で新たなデータセンター(DC)を稼働した。同県桐生市の本社敷地内にあるDCが満床に近づいたため新設した。使う電力は全て太陽光発電や水力発電など再生可能エネルギー由来とし脱炭素に対応する。自然災害の少ない地域への立地もアピールし顧客ニーズに応える。
新DCは地上3階建てで延べ床面積3941平方メートル。サーバーラック数は280で既存DCの2倍近い。総投資額は約33億円。17日の式典で北沢直来社長は「安全・安心で堅牢(けんろう)なデータセンターで新たなサービスを提供したい」と話した。太田市の清水聖義市長は「地域全体で成長できるように皆で応援していこう」と挨拶した。
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