京セラは12日、スタートアップのアロマビット(東京・中央)が開発した小型のにおいセンサーにセラミックパッケージを提供したと発表した。センサー素子と吸着膜を使い、においをデジタル化して判断するものとしては世界最小だという。従来製品の10分の1の大きさで試作品を製造したとしており、将来的に家電やモバイル機器に応用したい考え。
開発したセンサーチップを6ミリメートル四方のパッケージに収容した。においを出している物質が吸着膜に触れた際に数値化して捉える仕組み。京セラはアロマビットに出資している。小型パッケージ技術でにおいを効率的に感知する製品開発への貢献を目指す。
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