ベネッセホールディングス(HD)傘下のベネッセコーポレーションは12日、2025年4月に開校する通信制サポート校で開校からの数年間で数万人規模の在籍を目指す方針を明らかにした。社会人と交流する講座を設けるなどして、生徒が自分に合った進路を見つけられるように後押しする。
ベネッセが同日、報道向けに説明会を開いた。「Be高等学院」は首都圏と大阪府内に合計11のキャンパスを設け、オンラインで完結させる通学スタイルにも対応する。学院長を務める上木原孝伸氏は「生徒各自が好きなことや興味などの軸を作れるよう、キャリア教育を充実させたい」と語った。
不登校の増加などを受け通信制高校の需要は高まっており、文部科学省によると全国の通信制高校の生徒数は23年時点で25万人以上に達している。ベネッセグループでは西日本で塾などを手がけるアップ(兵庫県西宮市)が4月に通信制サポート校を開校している。
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