トヨタ自動車は17日、「プリウス」の13万5305台(2022年11月~24年4月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。22年に発表した、5代目のプリウス全てが対象となる。
国交省によると、後方ドアハンドルのスイッチの防水性能が不十分なため、多量の水が入るとスイッチが浸水してしまい、ショートを起こしてしまう可能性があるという。最悪の場合はドアが開いてしまう恐れがあるという。
これを受けて、トヨタはプリウスの生産を当面止めることを明らかにした。4月4日から止めている堤工場(愛知県豊田市)の第1ラインについては、18日午前からカローラのみ生産を再開するという。
トヨタの上田裕之・渉外広報本部長は「多大なご心配とご迷惑をおかけしていますことを、深くおわびを申し上げます」とコメントした。(角詠之、江口英佑)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。