全国で急増する投資名目などの詐欺被害では、SNSのニセ広告からLINEのグループトークなどに誘導し、著名人や投資家になりすました人物が投資を持ちかける手口が目立っています。

LINEヤフーは、新たな対策として、友だち登録をしていないアカウントからグループトークに招待された場合に「詐欺にご注意ください」などと画面に表示する機能を追加することになりました。

そのうえで、実際の悪用の事例も表示し、注意を呼びかけます。

また、こうしたグループや不審なメッセージを通報できる機能でも、その選択項目に「詐欺」と「なりすまし」を新たに追加しました。

会社は、問題が確認されればアカウントの停止などの措置も行う方針です。

LINEヤフーは「一度対策を講じれば終わりということではなく、詐欺行為の撲滅を目指すために対策を強化していく」としています。

SNSを悪用した詐欺被害をめぐっては、総務省の有識者の検討会でも、対策への議論が進められています。

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