岐阜県瑞浪市大湫町のリニア中央新幹線のトンネル掘削工事現場付近で井戸などの水位が低下した問題を巡り、JR東海は10日、同町の住民向けに説明会を行った。現場で確認された湧水の様子や水位の観測結果のほか、JR側の対応状況が報告された。JRによると、同日午後8時時点で住民約50人が参加した。
JR東海は、工事現場で確認された湧水を止めるため、薬液を注入していると報告。代替水源となる新しい井戸を確保するための作業の進行状況も説明した。
JRによると、住民からは、これまで確認された場所以外でも水位が低下しているとの指摘があった。同社に対し、コミュニケーションが足りないとの意見も多く出たといい、担当者は「反省している。しっかり取り組んでいかなければならない」と語った。
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