10日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=157円近辺で取引された。  午後5時現在は前週末比1円58銭円安ドル高の1ドル=156円99銭~157円02銭。ユーロは31銭円高ユーロ安の1ユーロ=168円97銭~169円06銭。  堅調な米雇用情勢を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げを急がず高金利政策を当面続けるとの見方が意識された。ドルを買って円を売る動きが広がった。輸入企業による実需目的のドル買いもあった。  市場では「週内に日米金融政策の発表を控え、投資家の様子見姿勢もあった」(外為ブローカー)との声があった。


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