7日にアメリカで発表された5月の雇用統計で農業分野以外の就業者数や労働者の平均時給の伸びが市場の予想を上回ったことで、中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が早期に利下げするとの観測が後退しました。
このため、週明けの10日の東京外国為替市場では日米の金利差が改めて意識されて円を売ってドルを買う動きが強まり円相場は一時、1ドル=157円台前半まで値下がりしています。
市場関係者は、「海外の商品を輸入する国内企業などの決済がきょうは集中する日であることも円を売ってドルを買う動きの要因となっている」と話しています。
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