【北京共同】日系自動車大手3社の中国市場における5月の新車販売台数が7日、出そろった。トヨタ自動車は前年同月比13.6%減の14万400台で、日産自動車は2.8%減の6万4233台。既に発表したホンダは34.7%減の6万6202台だった。
トヨタとホンダは4カ月連続、日産は2カ月連続の減少となった。中国では過剰生産能力が指摘される国内メーカーが値下げを進めており、トヨタの広報担当者は「厳しい市場環境が継続している」と指摘した。
日系メーカーの車種が少ない電気自動車(EV)など新エネルギー車の需要が市場全体で伸びていることも影響した。中国政府は新エネ車への転換を推進している。
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