千葉県浦安市の東京ディズニーシー(TDS)で6日、「アナと雪の女王」など人気映画3作品をテーマにした新エリア「ファンタジースプリングス」が開業した。アナ雪の世界を再現した「フローズンキングダム」と、「ラプンツェルの森」「ピーターパンのネバーランド」の三つの区画に分かれ、合わせて四つのアトラクションを楽しめる。ホテルも併設され、最上級の部屋は1泊34万円を超える。

新エリアのアトラクションを利用するには、時間が指定される無料の「スタンバイパス」か、自分で時間を指定できる有料の「ディズニー・プレミアアクセス」が必要。いずれも入園後にスマートフォンの「東京ディズニーリゾート・アプリ」から取得する。

総開発面積は東京ドーム約3個分に相当する約14万平方メートルと、2001年のTDS開業後で最大規模。投資額は約3200億円に上る。運営会社オリエンタルランドは、年間約750億円の増収効果を見込み、25年3月期の連結業績は過去最高を更新する見通しだ。

開業した東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」=6日午前、千葉県浦安市

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