レンゴーは石炭の使用をゼロにする方針(金津工場ではLNGを活用する=福井県あわら市)

レンゴーは5日、脱炭素など環境関連投資として2030年度までに700億円を充てると発表した。350億円としていた従来の投資目標を2倍に引き上げた。製紙業では紙を乾かす熱源で大量のエネルギーを消費する。レンゴーは27年までに石炭の使用をゼロにする方針を掲げており、工場の燃料を石炭から液化天然ガス(LNG)に転換する設備などを導入する。

八潮工場(埼玉県八潮市)にバイオマス燃料のボイラーを追加導入する。金津工場(福井県あわら市)では石炭に代わるLNGの燃料タンクなどを設置する。原料に使う古紙の利用率を高めるほか、工場用水の使用削減なども進める。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。