現代自動車は高性能EV「アイオニック5N」を日本で発売した(5日、横浜市)

韓国の現代自動車は5日、高性能な電気自動車(EV)「IONIQ (アイオニック)5N」を日本で発売したと発表した。スポーツ車としての高い走破性と操作性を持ちながら、日常生活でも使いやすい安全機能を搭載した。価格は858万円(税込み)。

航続距離は561キロメートル(WLTCモード)で、最高速度は時速260キロメートル。最大出力で10秒間加速するモードを使うと、発車時から3.4秒で時速100キロメートルに達する。

エンジン音が出る音響設備をアクセルと連携して、内燃機関車を運転するような環境を再現した。ジェット飛行機の音を再現したモードも搭載した。場所や用途に合わせて切り替える「エコモード」「スポーツモード」、スポーツ車のような高いコーナリング性能や走破性を持つモードを用意した。

日本法人の佐藤健シニアプロダクトスペシャリストは「速いEVではない。車を操る楽しさを持ったEVだ」と話した。

駐車補助機能などの先進運転支援システム(ADAS)を搭載し、日常生活での使いやすさも備えた。色はアトラスホワイトやアビスブラックパールなど10色を用意した。

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