【ニューヨーク共同】週明け3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は指標の米国産標準油種(WTI)の7月渡しが前週末比2・77ドル安の1バレル=74・22ドルで取引を終えた。終値としては2月上旬以来、約4カ月ぶりの安値。有力産油国が自主減産の段階的な縮小を決めたことで、需給の緩みに対する警戒感が広がり、売り注文が優勢となった。  石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は2日の閣僚級会合で、協調減産の枠組みを2025年末まで1年間延長すると決定。


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