水産庁は3日、日本とロシア両政府のサケ・マス漁業交渉が終了し、ロシアの排他的経済水域(EEZ)内で日本漁船による試験操業を再開することで合意したと発表した。ロシアのEEZ内での操業は21年以来3年ぶり。ウクライナ侵攻を受け、22~23年は操業実績がなかった。日本の24年の漁獲割当量はカラフトマスなど計125トンで、21年と同水準に決まった。

 交渉は5月30~31日と6月3日の計3日間、オンライン形式で行われた。日本側が支払う入漁料は2500万円で、操業は7月31日までの期限のうち36日間。

 22~23年は両国間の交渉や日本漁船の操業は実施されなかった。

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