3日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=157円台前半で取引された。

 午前10時現在は前週末比08銭円高ドル安の1ドル=157円06~11銭。ユーロは43銭円安ユーロ高の1ユーロ=170円49~61銭。

 日米の金利差を背景に円を売ってドルを買う動きが先行したが、その後は日本政府・日銀による為替介入への根強い警戒感から小幅な円高に転じた。

 前週末、財務省が月次ベースで過去最大の円買いドル売り介入をしていた実績を公表。「改めて通貨当局の本気度がうかがえ、投資家心理に影響した」(外為ブローカー)との声が聞かれた。

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