経済同友会の新浪剛史代表幹事
「せっかく賃上げして、実質賃金をプラスにし、可処分所得を増やしていこうという時に、逆行することのないようにしてほしい」と強調。その上で「社会保障分野には無駄が多い。そこに(歳出改革の)手を付ければ、後期高齢者医療制度の窓口負担金や健康保険料の低減を図ることができる」と指摘した。 また生成AI「ChatGPT」を開発した米オープンAI社が東京にアジア初の拠点を設立したことに絡み、日本のAI人材確保策について言及。「外国の高度人材を集めるには家族が滞在できるよう制度を整えたり、中期的には工科大学を増やしたりする必要がある」と、官民が協力して対応を急ぐべきだとの認識を示した。(久原穏) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。