タクシー会社が運行を管理し一般ドライバーが有償で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」の運行が31日、神戸市を含む営業区域で始まった。30日に国土交通省近畿運輸局から許可を受けた2社のうち、東京・日本交通(神戸市)が10台で運行を始めた。アドバンス(兵庫県伊丹市)は伊丹市などで6月中旬からの運行を目指す。

日本版ライドシェアはタクシーが不足する地域で時間帯を限って運行できる。神戸の営業区域では、水金曜の午前0〜3時台(不足台数100台)、金土曜の午後5時〜翌午前5時台(同510台)の運行が認められている。東京・日本交通はまずは研修済みの運転手13人が乗務し、今後約30人を増員する方針。

同区域ではほかに33社が参入の意向を示しており、許可事業者は今後増える見通しだ。

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