31日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=157円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比18銭円安ドル高の1ドル=157円14~15銭。ユーロは41銭円安ユーロ高の1ユーロ=170円06~10銭。

 日米金利差を背景にドルを買って円を売る流れが続いた一方、米商務省が30日発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP)改定値が速報値を下回ったことで、先行き不透明感を意識したドル売りもあった。

 市場では「米国の個人消費が力強さを欠き、景気減速懸念がある。国内輸出企業による実需の円買いもみられた」(外為ブローカー)との声が聞かれた。

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