オリックス(東京都港区)は30日、一般家庭約4万8千世帯の1日分の電気がためられる国内最大規模の蓄電所を滋賀県米原市に建設すると発表した。

 JR米原駅(同市)の東約1キロにある市有地約2万6千平方メートルを賃借し、蓄電池のコンテナ140台を置く予定。11月に建設を始め、2027年の運転開始を目指す。

 大手電力の送電網などとも接続し、電気が余って安く調達できる時に蓄電し、価格が高いときに売電して利益を出す仕組み。同社は「市有地の有効活用を検討する自治体や遊休地を持つ企業と連携しながら、全国で蓄電所の開発を推進する」としている。(森下友貴)

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