マイクロソフトのロゴ=3日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)

 米IT大手のマイクロソフト(MS)が、需要が拡大している生成AIのインフラ基盤を強化するため、日本に2年間で29億ドル(約4400億円)を投資することが9日、分かった。同社の日本への投資としては過去最大となる。生成AIの高速処理に欠かせないデータセンターなどを増強するほか、国内初となる研究拠点も開設する。  岸田首相の訪米に合わせマイクロソフトが近く発表する見通し。最新のAI向け半導体である画像処理装置などを導入し、東京と大阪にあるデータセンターの設備を増強する。  都内に新たに研究拠点を設けてAIやロボット工学などの研究を進め、高齢化への対応といった社会課題の解決に取り組む。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。