【ストレーザ共同】財務省の神田真人財務官は24日、為替介入について「まれであることが望ましいが、過度な変動が経済に悪影響を与える場合には適切な措置を取る必要があるし、それは許されている」との考えを示した。訪問先のイタリア北部ストレーザで記者団の取材に応じた。  イエレン米財務長官は23日の記者会見で「介入はまれであるべきで、(実施する場合は)事前に通知すべきだ」としていた。神田氏の発言はイエレン氏の発言を肯定しつつも、介入の選択肢を確保する狙いとみられる。  神田氏は足元の為替水準への言及は避けながら「過度な変動があれば、適切な行動を取るということに尽きる」と従来の立場を繰り返した。


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