飛行機に手荷物を積み込むベルトローダー車両をEVに改造した

ANAホールディングスは23日までに、空港内で飛行機に手荷物を搭載する時に使う車両1台を電気自動車(EV)にしたと発表した。古くなって廃棄対象だったディーゼルエンジン車をEVに改造した。7月をメドに羽田空港で運用を始める。

ANAHD傘下の全日空モーターサービスが「ベルトローダー」車両1台をEVに改造した。成田空港で29年間使っていた車両を修理し、エンジンを取り外してリチウムイオン電池やモーターなどを積んでEVにした。改造費は明らかにしていない。

EV化で車両の走行から手荷物の搬入も含めた全ての動力源を電気にする。年間2.1トンの二酸化炭素(CO2)の排出量を減らせるという。1回の充電時間は最短60分で、羽田空港での1日分の運航に対応できるという。2024年度中にベルトローダー車両2台を追加でEVに改造する計画だ。

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