成城石井の社長に就任した後藤勝基氏

食品スーパーの成城石井(横浜市)は22日、後藤勝基コミュニケーション本部本部長代行兼マーケティング部長(51)が同日付で社長に就任する人事を発表した。社長交代は14年ぶりで、原昭彦社長は退任する。会長には親会社ローソンの竹増貞信社長が就く。

後藤氏は三菱商事入社後、食品スーパーのライフコーポレーションに出向し、近畿圏のストア本部長や取締役を務めたほか、三菱商事子会社の英食品大手プリンセスに出向した経験も持つ。国内外の小売業での知見を生かし、成城石井の店舗運営力や商品開発力を高める。

ローソンは竹増氏が会長に就く理由について「(ローソンを共同経営する)三菱商事やKDDIの力を含めたローソングループの総力をあげて成城石井の成長を加速するため」と説明している。

後藤勝基氏(ごとう・かつもと)95年(平7年)慶大法卒、三菱商事入社。2016年、ライフコーポレーションに出向し取締役。24年から成城石井に出向。東京都出身。

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