ピザにパイナップルをのせるのは「あり」か「なし」か問う(イメージ)

ドミノ・ピザジャパン(東京・品川)は27日から期間限定で、ピザにパイナップルをのせることの是非を問う投票イベントをインターネット上などで開く。消費者の関心を集めて、ピザの耳部分にパイナップルを使った期間限定商品などの販売促進につなげる。

27日から6月9日までインターネットで投票を募るほか、初日は東京・新宿駅構内のイベントスペースに1日限定の投票所を設ける。マーティン・スティーンクス最高経営責任者(CEO)は「ピザとパイナップルの組み合わせは世界中で論争が繰り返されてきた永遠のテーマだ」と話す。

同社は消費者アンケートを販促に生かす取り組みを進めている。3月にピザの耳を食べるかどうかSNSで問いかけたところ、ユーザーの9%が「味がない」などの理由で食べていないと回答した。これを受け、食品ロスの削減につなげようと耳にチーズを絡めた「チーズツイスト」と耳だけを商品化した「チーズツイストブレッド」を発売した。

今回は5月27日から6月30日まで耳にパイナップルソースを加えた「トロピカルツイスト・クワトロ」などを販売する。パイナップルが具材の「トロピカル」の2023年の販売枚数は8位で、1位「ドミノ・デラックス」の4割弱にとどまる。パイナップルを争点として打ち出すことで注目度を高める考えだ。

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