東京スカイツリーが開業
2012(平成24)年 「東京スカイツリー」が開業。都心の超高層ビルの林立で、東京タワー(333メートル)からのテレビ電話の送信に障害が出るおそれが出てきたため、東武鉄道が墨田区の業平橋駅(現とうきょうスカイツリー駅)隣接地に総工費650億円を投じて建設。高さは634メートル。地上波テレビのデジタル化に合わせて13年5月31日に電波送信を開始。
関連記事
- 【360ºVR動画】東京の夜景編:イルミネーション、ライトアップ、プロジェクションマッピング…まばゆい光が街へと誘う
- 東京スカイツリー開業から10年(前編): “タワーのある街づくり” は継続中
- 東京スカイツリー開業から10年(後編): 時空を超えたランドマークへ、ライティングも進化
- 『小梅堤』:浮世写真家 喜千也の「名所江戸百景」第101回
- 【Photos】東京スカイツリー成長絵巻
その他の出来事
「東京ごみ戦争」勃発
1973(昭和48)年 ごみの最終処分場がある江東区が、杉並区からのごみ搬入を阻んだ「東京ごみ戦争」がぼっ発。東京湾に面した江東区は古くからごみで埋め立てが行われ、戦後の高度経済成長期には処理量が急増し、住民が悪臭やハエの大量発生などで悩まされてきた。一方、住民の反対運動で清掃工場の建設が進まない杉並区を地域エゴと断じ、最終処分場がある江東区が実力行使に出た。
関連記事
- 離島海岸に漂着した海洋プラスチックごみ1.2トンを一掃:減容機で圧縮し、運搬コストを削減―広島・阿多田島
- ごみ収集の現場から眺めた日本社会
- もっとダイエットが必要なごみ問題 : 20年後には最終処分場が満杯に!
伊丹十三監督、暴力団員に切られ負傷
1992(平成4年) 映画監督の伊丹十三氏が、暴力団の民事介入暴力(民暴)をテーマとした作品『ミンボーの女』に反発した暴力団員に自宅前で切り付けられ、顔などに全治3カ月の重傷を負った。公開2カ月前に「暴力団対策法」が施行されており、事件でいっそう世間の注目を浴びて大ヒットを記録した。監督は負傷後も暴力団を批判し、市民が暴力団と対決して社会から排除していくべきだと訴えた。
関連記事
- 組織犯罪:暴力団勢力は2023年末で過去最少の2万400人、「トクリュウ(匿流)」集団が新たな治安上の脅威に
- 入れ墨を背負っていても。入れ墨を背負っているからこそ。
- 日本のヤクザは今
小泉首相が2回目訪朝、拉致問題進展なし
2004(平成16)年 小泉純一郎首相が北朝鮮を再訪し、金正日国防委員長との第2回日朝首脳会談。拉致被害者の地村保志さん、蓮池薫さんの家族計5人が小泉首相とともに帰国。曽我ひとみさんの家族ものちに帰国。第1回会談で北朝鮮側が死亡したとする横田めぐみさんら不明の10人について、再調査を約束したものの、北朝鮮は「解決済み」との立場を取り続け、進展はみられなかった。
関連記事
- 北朝鮮による日本人拉致事件
- 政府が認定した17人の拉致被害者
- 北朝鮮による日本人拉致問題をめぐる動き
- バイデン政権時代の日本・北朝鮮関係:大胆改革に乗じて「接触面積」を広げよ
バイデン大統領来日
関連記事
- 南シナ海で進む日米比の安保協力:中国の強硬姿勢に対抗
- ウクライナ戦争3年目 :「トランプ2.0」への先回りは禁物
- 日米韓が「インド太平洋シフト」へ:3カ国協調で対中抑止
- 米国の対中対話仕切り直しは不発:バイデン流「競争管理」に限界か?
- バイデン流の安保戦略は大丈夫か?:「統合抑止」や気候変動
- 米国の国際主義の行方とバイデン外交
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。