新品種は糖度も高く生食にも向いている点が特徴という

長野県安曇野市は地元農家が約10年かけて開発した「夏秋いちご」の新品種の名称募集を始めた。夏から秋にかけて収穫・出荷する夏秋いちごは酸味が強くケーキなど加工品に使われることが多いが、新品種は糖度も高く生食にも向いているという。公募を通じて安曇野の新ブランドとして知名度を高める狙いだ。

5月15日までウェブや郵送で受け付ける。応募は1人1点までで、市民以外も応募できる。採用者を新品種のいちご狩りに招待するほか、応募者の中から抽選で20人に夏秋いちごの加工品などをプレゼントする。

安曇野市は冷たい地下水を利用することで夏秋いちごの栽培を増やし、本州有数の産地となった。同市によると、2013年度は1億円だった販売額は23年度には3億円超に達し、栽培農家も40軒ほどまで増えた。

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