21日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比49銭円安ドル高の1ドル=156円22~24銭。ユーロは40銭円安ユーロ高の1ユーロ=169円72~76銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)高官が利下げに慎重な姿勢を示したことで米長期金利が上昇。日米の金利差拡大が意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。

 市場では「1ドル=157円に近づくと、政府・日銀の為替介入への警戒感が出てくるようだ」(外為ブローカー)との声が出ていた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。