キリンビールは15日、規格外のため廃棄される予定の果実を使った酎ハイシリーズ「氷結 mottainai」を発売すると発表した。第1弾は横浜市のブランド梨「浜なし」を使用し、5月7日から販売する。食品ロスを削減するとともに、全国の果実農家を支援する。

浜なしは、樹上で完熟させてから収穫するため、甘くてみずみずしいのが特長。形が悪かったり、味に問題はないものの病気で食感が悪くなったりした果実を使い、2.2万個の廃棄削減につなげる。売り上げ1本につき、1円を農家支援として寄付する。

販売目標は約18万ケース(1ケース=350ミリリットル缶24本換算)。コンビニでの実勢価格は同サイズ缶で179円の見込み。

廃棄予定の果実を使ったキリンビールの酎ハイ「氷結 mottainai 浜なし」(同社提供)

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