ハイデイ日高は21日、31日から中華料理店「日高屋」で約80商品を10〜60円値上げすると発表した。対象は麺類や定食、酒類など全メニューの7割程度で、値上げは2023年3月以来となる。原材料価格や物流費などのコスト増を転嫁する。2002年の1号店開業以来価格を変更していない看板商品「中華そば」は390円に据え置く。
人気商品の「野菜たっぷりタンメン」は570円から590円に、「餃子(6個)」は270円から290円に上げる。酒類は一部を除き各10円値上げする。生ビールは340円から350円になる。中華そばと餃子6個のセットは650円から670円になり、生ビールをつけると合計1020円と1000円の大台に乗る。
価格改定に合わせて約4年半ぶりに餃子を刷新する。皮は従来の薄皮から、もちもちした食感の厚皮にし、肉汁感を増したあんにすることで満足感のある仕上がりにする。
【関連記事】
- ・日高屋が値上げ宣言 3点セット「1000円」守れるか
- ・ハイデ日高の税引き利益8%増 25年2月期に3%値上げ
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。