不動産業界でもSNSを活用する例が増えている

「ハウスドゥ」ブランドで不動産仲介を手掛けるAnd Doホールディングスが不動産購入に関する調査を実施したところ、自宅購入者の4人に1人が画像共有アプリ「インスタグラム」で知識や情報を収集していた。不動産のような高額な買い物でも、SNSを使った調べ方が定着しつつあるようだ。

同社が不動産を購入した人に対し、価格や間取りなどの情報収集の手段を複数回答で聞いたところ、24.7%がインスタグラムと回答した。ユーチューブ(23.5%)やX(旧ツイッター、21%)を上回り、アプリでは最も多かった。「知人や友人の口コミ」(25.8%)に匹敵する水準で、チラシ(17.6%)など伝統的な広告手法より多かった。

年代別にみると、40代はユーチューブ、20代はインスタが最も多かった。若い人ほど動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」と回答した人が増加するなど、世代ごとの違いが顕著だった。

調査はインターネットで2月に実施した。24年1月までの3年間に自宅を購入した経験がある20歳以上を対象とし、442件の有効回答を得た。

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